『天才柳沢教授の生活』モーニング

マージャンの負けた金を返したい兄貴。

「明日朝 例のブツをお渡しいたします。
万障おくりあわせのうえ、よろしくお願いいたします。」

「うっ。集英組との抗争に、俺に銃を渡して鉄砲玉にする気だ、」と、恐れる子分の砂川。

興奮すればするほど、
馬鹿ていねいな言葉遣いになる妙な癖のある兄貴




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メールでの会話は、相手の意外な本質が見える一方、
相手の状況は、全くわからない。
時には、状況を読み違い見えない相手の爆弾のスイッチも押しかねない会話媒体なのではないか?・・・柳沢教授。

『会話とは』
そもそも、お互いに向き合ってするもの。
相手の目、表情、しぐさ、声色などの情報も会話を構成する重要な要素だ。
そして、向き合うことにより、間合いを計る。

一個ボタンを掛け違うと連鎖反応で、
とんでもない誤解を雪だるま式に拡幅することもありうる。


メールのみに頼ったコミュニケーションから生じた一例である。



マージャンの負けた金を返しに来ただけの兄貴。
「一週間、払わなかったら一割り増しが、
俺たちのルールだったろ?」


「間に合うかどうか、メチャクチャ緊張したぜ。」
「宏、お前は経済学部で、頑張って勉強して将来のこの組を支えてくれ!」

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