『聖ミカエル』 wiki
2009年1月11日 アニメ・マンガ『聖ミカエル』
こないだ、検索で、おもしろい説明が出てきてたんだけど・・・
Wikipedia ウィキペディアには、また、違う説明が出てきました。
『ミカエル』
(ヘブライ語:מיכאל)は旧約聖書『ダニエル書』にその名があらわれる天使。ユダヤ教からキリスト教、イスラム教へと引き継がれ、キリスト教ではラファエル、ガブリエル、ウリエルと共に四大天使の一人であると考えられてきた。 キリスト教、ユダヤ教においてもっとも偉大な天使である。
日本ハリストス正教会では現代ギリシャ語とロシア語読みから転写しミハイルとよばれる。また、英語におけるマイケル(マイクル)、仏語におけるミシェルがこれに相当する。
『ダニエル書』においてミカエルは天使長たちの一人としてペルシアの天使たちと戦うためにつかわされている。ミカエルという名前を直訳すれば「神に似たるものは誰か」という意味になるが『タルムード』によれば「誰が神のようになれようか」という意味だとされる。
ミカエルの姿は旧約聖書の外典である『エノク書』を通じてキリスト教徒へと伝えられた。カトリック教会などではミカエルは、大天使ミカエルあるいは聖ミカエルという名で知られる。正教会では神使ミハイルと呼ぶ。
図像的には甲冑を纏って天の軍団の先頭を行く、といったイメージが一般化され、場合によっては孔雀の尾羽のような文様の翼を有した姿で描かれることが多い。
目次 [非表示]
1 ユダヤ教におけるミカエル
2 キリスト教とミカエル
3 イスラム教とミカエル
4 その他
5 関連項目
『ユダヤ教におけるミカエル』
旧約聖書の中でミカエルの名前が出るのは『ダニエル書』のみである。その中で断食後のダニエルの見た幻の中でミカエルがイスラエルの守り手として現れる。旧約聖書にミカエルの名前があらわれるのはこの箇所だけである。聖書学者たちの中には『ヨシュア記』の中にすでにミカエルの姿の原型があらわれていると考えるものもある。
旧約聖書そのものにはミカエルへの言及がほとんどないにもかかわらず、ラビ伝承によってミカエルはさらに多くの役割を与えられることになった。『ダニエル書』に描かれるイスラエルの守護者というイメージから、ミカエルと堕天使サマエルとの争いという伝承が生まれた。サマエルは時としてサタンと同一視されることもあり、もともと天使であったが天国から追放されて堕天使となったとされる。サマエルが天国から突き落とされたとき、ミカエルの羽を押さえ込んで道づれにしようとしたが、ミカエルは神自身によって救い上げられたという。また、ロトを壊滅するソドムから逃げ出させたのも、イサクがいけにえにされるのをとめたのも、モーセを教え諭して導びいたのも、イスラエルに侵攻するセンナケリブの軍勢を打ち破ったのもミカエルであるとされている。旧約聖書外典『モーセの昇天』に描かれたミカエルとサマエルの死闘は、のちに竜(悪魔の象徴)と争うミカエルというイメージを生み出した。
ラビたちによって天使へのゆきすぎた信心が規制されるようになっても、ミカエルのみは「イスラエルの守り手」として特別な地位を保たれた。ユダヤ教ではミカエルへの祈りが盛んにつくられている。ほかにも天上のエルサレムへユダヤ教徒の魂を迎え入れるのも、終わりのときにラッパを吹き鳴らすのもミカエルであるとされている。中世以降、カバラ思想が発達していくと、イスラエルの守りミカエルは、そのまま「ユダヤ人の守り手」となった。
『キリスト教とミカエル』
パリにあるミカエル像ミカエルは旧約聖書外典である『エノク書』にもあらわれる。『エノク書』は初期キリスト教徒たちの間で広く読まれ、新約聖書の『ユダの手紙』や『ヨハネの黙示録』にもミカエルへの言及がみられる。黙示録ではミカエルが天使を率いて赤い竜(サタン)と戦う場面が描写されている。新約聖書外典である『モーセの黙示録』ではモーセがシナイ山で十戒を受けたとき、十戒を記した石板をモーセに渡したのはミカエルであるとされている。
また、ジャンヌ・ダルクに神の啓示を与えたのはミカエルだとされている。
その後、ミカエルは人ではないが聖人の一人としてキリスト教徒の間で広く崇敬されるようになった。キリスト教徒たちはミカエルをラファエル、ガブリエルとならぶ三人の大天使の一人であるとみなした。ミカエルは守護者というイメージからしばしば山頂や建物の頂上にその像がおかれた。ルネサンス期に入ると、ミカエルはしばしば燃える剣を手にした姿で描かれるようになった。中世においてミカエルは兵士の守り手、キリスト教軍の保護者であった。現代のカトリックでは、兵士ではなく警官や救急隊員の守護聖人になっており、地域ではドイツおよびウクライナの守護聖人とされている。
カトリック教会における日本の守護聖人もかつてはミカエルであるとされた。これはフランシスコ・ザビエルによって定められたが、のちにフランシスコ・ザビエル自身が日本の守護聖人とされている。
カトリック教会ではミカエルはラファエル、ガブリエルと共に9月29日が祝い日になっており、かつてイギリスの大学ではこの日が始業日であった。カトリック教会ではミカエルにささげられた教会や修道院が492年に作られたカシノ山の聖堂(イタリア)をはじめ多数つくられたが、もっとも有名なものとしてフランスのモン・サン・ミッシェルがあげられる。
正教会ではしばしばガウリイル(ガブリエル)とともにイコノスタシスの門に描かれる。
末日聖徒イエス・キリスト教会では人祖アダムの天上における姿がミカエルであると考えられている。
『イスラム教とミカエル』
イスラム教ではミカエルはミカール(ミーカーイール)と呼ばれる。彼は四人の大天使(ミカールとジブリール、アズラーイール、イスラーフィール)の一人であるとされ、『クルアーン』の中でもミカイルについて言及されている箇所がある(カイロ版2章(雌牛の章)98節)。
イスラームでは、ジブリール(ガブリエル)が神と預言者ムハンマドの仲立ちをし啓示をもたらしたとされるため、天使の首位を占めるのはジブリールであり、ミカイル(ミカエル)は次点であるとされている。
『その他』
3世紀のラビ・シメオン・ベン・ラキシュは、ミカエルという名前や天使の思想はユダヤ人が新バビロニア王国に捕囚されていた時代にバビロニアの宗教の影響によって取り込まれたものだという説を唱えた。この説は現代の学者たちによっても広く受け入れられている。
エホバの証人においてはミカエルとイエスは同一人物であるとされている。
オカルティストはミカエルに、赤色・南・炎といった属性を付与しているが、キリスト教とは関係がない。
[編集] 関連項目
ウィキメディア・コモンズには、ミカエル に関連するカテゴリがあります。聖書の登場人物の一覧
熾天使
大天使
"http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%AB%E3%82%A8%E3%83%AB" より作成
カテゴリ: 天使
『大天使』
キリスト教
ローマ・カトリック教会では、大天使ミカエル、ガブリエル、ラファエルを聖人にまで高めた。
中でもミカエルは聖書に名が出てくる天使で、卓越した存在である。
ダニエル書ではミカエルが天使の長と言及され、
黙示録で天使の軍を率いている。
ガブリエルはダニエル書で預言者ダニエルが見た幻視の説明をし、
新約聖書では洗礼者ヨハネの誕生をザカリアに伝え、
マリアにイエスの誕生を知らせた天使として描かれる。
ラファエルは外典「トビト記」に出てくる。
、
たぶん、この説明を全部読んだ人はいないとおもうけどね?
あたし以外は・・・。
こないだ、検索で、おもしろい説明が出てきてたんだけど・・・
Wikipedia ウィキペディアには、また、違う説明が出てきました。
『ミカエル』
(ヘブライ語:מיכאל)は旧約聖書『ダニエル書』にその名があらわれる天使。ユダヤ教からキリスト教、イスラム教へと引き継がれ、キリスト教ではラファエル、ガブリエル、ウリエルと共に四大天使の一人であると考えられてきた。 キリスト教、ユダヤ教においてもっとも偉大な天使である。
日本ハリストス正教会では現代ギリシャ語とロシア語読みから転写しミハイルとよばれる。また、英語におけるマイケル(マイクル)、仏語におけるミシェルがこれに相当する。
『ダニエル書』においてミカエルは天使長たちの一人としてペルシアの天使たちと戦うためにつかわされている。ミカエルという名前を直訳すれば「神に似たるものは誰か」という意味になるが『タルムード』によれば「誰が神のようになれようか」という意味だとされる。
ミカエルの姿は旧約聖書の外典である『エノク書』を通じてキリスト教徒へと伝えられた。カトリック教会などではミカエルは、大天使ミカエルあるいは聖ミカエルという名で知られる。正教会では神使ミハイルと呼ぶ。
図像的には甲冑を纏って天の軍団の先頭を行く、といったイメージが一般化され、場合によっては孔雀の尾羽のような文様の翼を有した姿で描かれることが多い。
目次 [非表示]
1 ユダヤ教におけるミカエル
2 キリスト教とミカエル
3 イスラム教とミカエル
4 その他
5 関連項目
『ユダヤ教におけるミカエル』
旧約聖書の中でミカエルの名前が出るのは『ダニエル書』のみである。その中で断食後のダニエルの見た幻の中でミカエルがイスラエルの守り手として現れる。旧約聖書にミカエルの名前があらわれるのはこの箇所だけである。聖書学者たちの中には『ヨシュア記』の中にすでにミカエルの姿の原型があらわれていると考えるものもある。
旧約聖書そのものにはミカエルへの言及がほとんどないにもかかわらず、ラビ伝承によってミカエルはさらに多くの役割を与えられることになった。『ダニエル書』に描かれるイスラエルの守護者というイメージから、ミカエルと堕天使サマエルとの争いという伝承が生まれた。サマエルは時としてサタンと同一視されることもあり、もともと天使であったが天国から追放されて堕天使となったとされる。サマエルが天国から突き落とされたとき、ミカエルの羽を押さえ込んで道づれにしようとしたが、ミカエルは神自身によって救い上げられたという。また、ロトを壊滅するソドムから逃げ出させたのも、イサクがいけにえにされるのをとめたのも、モーセを教え諭して導びいたのも、イスラエルに侵攻するセンナケリブの軍勢を打ち破ったのもミカエルであるとされている。旧約聖書外典『モーセの昇天』に描かれたミカエルとサマエルの死闘は、のちに竜(悪魔の象徴)と争うミカエルというイメージを生み出した。
ラビたちによって天使へのゆきすぎた信心が規制されるようになっても、ミカエルのみは「イスラエルの守り手」として特別な地位を保たれた。ユダヤ教ではミカエルへの祈りが盛んにつくられている。ほかにも天上のエルサレムへユダヤ教徒の魂を迎え入れるのも、終わりのときにラッパを吹き鳴らすのもミカエルであるとされている。中世以降、カバラ思想が発達していくと、イスラエルの守りミカエルは、そのまま「ユダヤ人の守り手」となった。
『キリスト教とミカエル』
パリにあるミカエル像ミカエルは旧約聖書外典である『エノク書』にもあらわれる。『エノク書』は初期キリスト教徒たちの間で広く読まれ、新約聖書の『ユダの手紙』や『ヨハネの黙示録』にもミカエルへの言及がみられる。黙示録ではミカエルが天使を率いて赤い竜(サタン)と戦う場面が描写されている。新約聖書外典である『モーセの黙示録』ではモーセがシナイ山で十戒を受けたとき、十戒を記した石板をモーセに渡したのはミカエルであるとされている。
また、ジャンヌ・ダルクに神の啓示を与えたのはミカエルだとされている。
その後、ミカエルは人ではないが聖人の一人としてキリスト教徒の間で広く崇敬されるようになった。キリスト教徒たちはミカエルをラファエル、ガブリエルとならぶ三人の大天使の一人であるとみなした。ミカエルは守護者というイメージからしばしば山頂や建物の頂上にその像がおかれた。ルネサンス期に入ると、ミカエルはしばしば燃える剣を手にした姿で描かれるようになった。中世においてミカエルは兵士の守り手、キリスト教軍の保護者であった。現代のカトリックでは、兵士ではなく警官や救急隊員の守護聖人になっており、地域ではドイツおよびウクライナの守護聖人とされている。
カトリック教会における日本の守護聖人もかつてはミカエルであるとされた。これはフランシスコ・ザビエルによって定められたが、のちにフランシスコ・ザビエル自身が日本の守護聖人とされている。
カトリック教会ではミカエルはラファエル、ガブリエルと共に9月29日が祝い日になっており、かつてイギリスの大学ではこの日が始業日であった。カトリック教会ではミカエルにささげられた教会や修道院が492年に作られたカシノ山の聖堂(イタリア)をはじめ多数つくられたが、もっとも有名なものとしてフランスのモン・サン・ミッシェルがあげられる。
正教会ではしばしばガウリイル(ガブリエル)とともにイコノスタシスの門に描かれる。
末日聖徒イエス・キリスト教会では人祖アダムの天上における姿がミカエルであると考えられている。
『イスラム教とミカエル』
イスラム教ではミカエルはミカール(ミーカーイール)と呼ばれる。彼は四人の大天使(ミカールとジブリール、アズラーイール、イスラーフィール)の一人であるとされ、『クルアーン』の中でもミカイルについて言及されている箇所がある(カイロ版2章(雌牛の章)98節)。
イスラームでは、ジブリール(ガブリエル)が神と預言者ムハンマドの仲立ちをし啓示をもたらしたとされるため、天使の首位を占めるのはジブリールであり、ミカイル(ミカエル)は次点であるとされている。
『その他』
3世紀のラビ・シメオン・ベン・ラキシュは、ミカエルという名前や天使の思想はユダヤ人が新バビロニア王国に捕囚されていた時代にバビロニアの宗教の影響によって取り込まれたものだという説を唱えた。この説は現代の学者たちによっても広く受け入れられている。
エホバの証人においてはミカエルとイエスは同一人物であるとされている。
オカルティストはミカエルに、赤色・南・炎といった属性を付与しているが、キリスト教とは関係がない。
[編集] 関連項目
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熾天使
大天使
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カテゴリ: 天使
『大天使』
キリスト教
ローマ・カトリック教会では、大天使ミカエル、ガブリエル、ラファエルを聖人にまで高めた。
中でもミカエルは聖書に名が出てくる天使で、卓越した存在である。
ダニエル書ではミカエルが天使の長と言及され、
黙示録で天使の軍を率いている。
ガブリエルはダニエル書で預言者ダニエルが見た幻視の説明をし、
新約聖書では洗礼者ヨハネの誕生をザカリアに伝え、
マリアにイエスの誕生を知らせた天使として描かれる。
ラファエルは外典「トビト記」に出てくる。
、
たぶん、この説明を全部読んだ人はいないとおもうけどね?
あたし以外は・・・。
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