『大学再生・高校生から、鍛える☆』

課題に挑む ⑤

読売新聞。5月15日 火曜日










                          ミカエルです





山形県の鶴岡市の、
県立鶴岡中央高校の3年生の松田りらさん 18歳

放課後、白衣姿で、2時間ほど藻類の培養や、データ分析に没頭する。

場所は、同校に隣接する「慶応大学先端生命科学研究所」
藻類が、CO2を吸収して作る油は注目のバイオ燃料だ。


「研究助手」の時給は、850円。

栄養士志望だったが、最先端の研究者と一年過ごし、
「科学者になりたい」と、気持ちを変えた。


同研究所が、3年前から、始めた
「高校生研究助手プログラム」。


富田勝所長は
「世界レベルの研究者を育てるには、
高校生から、先端の研究に触れさせる事が必要」
と強調する。


鶴岡中央高校の研究助手は、これまでに、26人。

10人の卒業生の内、二人が、慶応大学に進学

他大学の、農学部や、工学部に進んだ物もいる。




「大学への橋渡しに」と、
大学教授の講義を受ける高校は、


2000年、977校から、

2009年、2809校に、増えた。


ただ、講師を派遣した高校の566校の内、

定期的な派遣は、230大学。



高校・大学の連携の成功例は、他にも、高知大学で。

高知商業高校の授業で、

<課題研究>

地域の問題を題材に討論を繰り返し、解決策を考える。

たとえば、

高知城前の朝市活性化。
生徒たちは、グループ相談の末に、

休憩所を開き、

写真展も催した。


「生徒が。しっかりし考えて、意見を言えるようになる」
という評判が、広がり、県の教育委員会では、高知大学に、委託して、


授業が、13高校に、拡大。



学んだ生徒さん、足立紀昭さん、21歳。

「受験には、無関係でも、あの授業はで、自信がついた」


学んだ生徒は、高知大にも、来た。


「だけど、力をつけた生徒は高知大を飛び越えて、よそに行っちゃう。」

と、上田教授は、笑う。

「それでもいい。
次世代の社会で生きる力を付けさせるのは、大学だ。
大学は、そういう競争をせんといかん」




(東京生活情報部・松本美奈、
東京社会部・石川純、伊藤史彦、石井正博、朝来野祥子が、担当しました)



記名があったので、書いておきました。

コメント

nophoto
Caucasion
2012年6月6日10:19

I apeprcitae you taking to time to contribute That’s very helpful.

ミカエル
2015年2月5日14:19

コメント、どうも、ありがとう、Caucasionさん、アクセス解析で、出てきました、
2年も前だ、その時は、きっと、気付かなかったんでしょう…。

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