『放射能汚染から、立ち上がって、なんと、人口が、3倍に膨れ上がったトリシティズ都市圏☆』










                      ミカエルです


産経新聞3月3日の記事より。

以下は、デジタル版から、拝借










【その先へ 復興日本】(3)

 福島県川内村の山中から13キロ先、東京電力福島第1原発が夜間照明で浮かぶ。3年前まであった周囲の明かりは消えたままだ。1~4号機に続き5、6号機の廃炉も決まった。

 30~40年かかる廃炉工程は高い放射線量などで困難な作業が予想される。今も福島県の約14万人が避難生活を送る中、国や地元自治体では、廃炉研究の拠点づくりを地域再生につなげる模索が始まっている。(写真報道局 大西史朗)

 ■原発の町 生まれ変わる

 長崎に投下された原爆が製造されたことで知られる米西海岸ワシントン州の核施設「ハンフォード」。

今年1月中旬、赤羽一嘉・原子力災害現地対策本部長(経済産業副大臣)ら政府一行が、この施設と周辺地域を訪れた。

 1800平方キロの敷地が広がるこの施設は、
大気中への大量の放射性物質放出や、
近くのコロンビア川への原子炉冷却水流出など深刻な汚染問題を起こし
1980年代後半に閉鎖された。

「廃炉と地域振興の成果を福島に生かしたい」。
訪問メンバーの豊島厚二・福島復興局次長は視察理由をこう説明した。

 一行が注目したのは閉鎖後の推移だ。



廃炉や放射性廃棄物の管理、除染などを進める一方、

その知見を生かす国立の原子力研究所を敷地内に新設し

多くの従業員を抱える関連企業も次々に誘致。

近接の「都市圏トリシティズ」の人口は

70年の、約5万5千人から

今は17万人以上に膨らんだ。

農業支援もありワインの世界的産地としても知られる。

 「汚染問題でダメージを受けたとは思えないほど活気があった。
十分、福島の再生モデルになる」。

豊島次長はこう考えている。




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