『高松だって、10万人の市民が、戦争に巻き込まれた…敵兵の顔も姿も見えなかったけど…』






ミカエルです




敵兵の姿が、見えないから、きっと、空襲なのだ、

襲われる人々から見たら…



空爆っていうのは、爆撃する人から見た行為…


米軍の空爆は、連合軍の空爆は、


私達から、全財産を、奪い取ったのだ…

仕事も…

蓄えた資金も、財産も…


それだけじゃあない、

電気も、ガスも、道路も…

土地も…


建物も…


おんぶした赤子は、死んでいた、
赤子の首は、飛んでいた、

逃げ惑う子供を、おもしろがって、機銃掃射するパイロット…

B29かね…


目の前で、人間が、黒焦げになって死んで行く…


皮膚の垂れ下がった人達…
それは、原爆を受けた人達に、重なる…



御遺体が、死体と、呼ばれ、

死体を、またがねば、歩けなかった高松の町、

霊柩車ではなく、軽トラで、運ばれる死体たち…


葬儀屋さんではなく、自分達で、毎日、死体の片付けをする毎日…

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