大学生がプラン、京都市営住宅改修 15日から入居募集

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 京都市が進める市営住宅のリノベーション(改修)に、同市立芸大(京都市西京区)と京都橘大(同市山科区)の学生らの間取りプランなどが取り入れられ、15日から募集が始まる。

 対象は、洛西ニュータウン(西京区)、向島ニュータウン(同市伏見区)、小栗栖市営住宅(同)の子育て世代向けの55戸。市立芸大大学院の坂東研究室、京都橘大の松本研究室の学生らが、子育てしやすく暮らしやすい間取りや、日常生活の中で和の文化を実感できるようなリノベーションをテーマに、現地を調査するなどしてプランを作成した。

 学生らは6日、門川大作市長に対し、模型やパネルを使って説明。市立芸大大学院環境デザイン専攻修士課程1年生の糸井川友香さん(25)、寺岡波瑠さん(23)は洛西ニュータウンの住宅について、子供の成長に合わせてスペースをフレキシブル(柔軟)に使える間取りのプランやコンセプトなどを説明した。

 門川市長は「限られたスペース、予算の中ですばらしいプランを作成してくれました」と述べた。

 学生らのプランが採用された住宅は15日から募集を開始。17、18日には洛西と向島で一般向け内覧会が行われる。

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