『中国のネット制限とは…☆』
2017年1月30日 アニメ・マンガもちろん中国国内のサイトでも中国共産党や中国国内の特定の企業に都合が悪いと思われる情報を発しているところはアクセス制限される。なぜそのようになっているかということは中国国内の政治・経済や大人の事情が絡むのでいいとも悪いともいえるものではないが、海外から中国を訪れた人にとっては非常に不便であることは間違いない。
※ちなみに同じ中国でも香港・マカオの2つの特別行政区のネットは自由だ。
中国のネット規制・検閲システムはThe Great Firewall、グレートファイアウォール=略してGFWと呼ばれ、中国語では金盾と呼ばれる。基本的に中国大陸のネットワークは北京・上海・広州の3カ所で国外(香港含む)に繋がっているが、その3カ所のゲートウェイにアクセス制限のためのGFWがしかけられている、というわけだ。
なお、中国ネット規制のGFW(金盾)の仕組みについては、Gigazineの記事「中国のネット検閲システム「グレートファイアウォール」の仕組み」が詳しい。
中国語では、とあるサイトがGFWにアクセスを遮断されると”被墙了(bei qiang le)”といわれる。”墙”とは日本語の壁のことで「壁にやられた」というような意味だ。そしてそのネット規制を乗り越えることを”翻墙(fan qiang)”という。日本語では壁越え、というような意味だ。
当記事ではそんな中国ネット規制を回避する方法、通称”壁越え”方法の最新情報をまとめている。
この記事の対象となる方
中国(大陸)国内からは規制されていて普通にアクセスできないtwitter、Youtube、Facebook、Ustream、Google関連サービス(GmailやGoogleドキュメント等全てのGoogleが提供しているサービス)、FC2ブログ等のサービスを、規制を回避しつつしかも安全に使用したい方。
中国ネット規制回避の現状
現状、有料のVPN接続、或いは自前でVPSサーバにVPNサーバ或いはプロキシによるSSHポートフォワーディングを設定するのがベストなチョイスと思われる。私自身もこの方法で中国のネット規制を回避している。
VPNとはVirtual Private Networkの略で、海外のサーバと仮想プライベートネットワークを構築することにより、あたかも接続した海外のサーバから目的のサイトを閲覧できる仕組み。
この仕組を使えば、規制を回避できるほか、不正閲覧や不正アクセス改ざんなどを回避しセキュアな接続を確保できる。
自前でVPSサーバ(私の場合さくらVPS)にVPNサーバを構築する方法はこちら。
小龍茶館
【中国ネット規制回避】さくらVPSに中国から接続するためのVPNサーバ(PPTP接続)を構築してみた 46 shares 1 user
http://xiaolongchakan.com/archives/%E3%80%90%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E8%A6%8F%E5%88%B6%E5%9B%9E%E9%81%BF%E3%80%91%E3%81%95%E3%81%8F%E3%82%89vps%E3%81%AB%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%81%8B%E3%82%89%E6%8E%A5%E7%B6%9A.html
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