これほどの、恩知らずが、あるかい?
アジアは、全部、欧米の植民地だったんだぜ、
その軍事力に屈して…
どんだけ、日本人が、兵隊だしたと思ってるの
一言くらい、抗議してくれで良さそうなもんじゃないかい?
まちがった、こっちにコピペするつもりだった
『ブラジルの悩み』
15 歳以上の黒人の識字率が4分の1
2010年に実施された国勢調査(IBGE)によると、自分自身を黒人もしくは混血とするブラジル人の割合が2000年より44・7%から50・7%となった。これは国勢調査始まって以来まったく初めてで、公式な統計結果がブラジル人口全体の過半数を黒人もしくは混血で占めるということを示した。
しかし黒人は、市民権を行使することに関して未だに不利な立場で苦しんでいるのも歴然とした事実である。
同調査では、黒人の大半は国土の北部および北東部に集中し、そのうち15歳以上の年齢層は識字率が非常に低い(24・7%~27・1%)。経済格差としては、最貧困層に分類された70・8%が黒人で、富裕層は最貧困層の42倍以上の所得を得ている。黒人及び混血のブラジル人平均所得は、白人住民や東洋人と比べ2以上も低く、また彼らは、十分な医療サービスを受けることができないという理由で、比較的に若い年齢で死亡している。
以上の国勢調査の結果が何を伝えているか、次に挙げてみよう。
ブラジル社会が歴史においてアフリカ的文化の重要性の認識度や、黒人にルーツを持つことを誇りに思う人の数はここ数年で増加しているのは事実であるという結果が示されているが、次のような回答もある。
それは、97%のブラジル人が、『自分は人種的な偏見を持っていない』と答え、98%の人が『自分は人種偏見を持っている人を知っている』、と答えた。
ブラジル社会ではいまだに人種民主主義の神話によりカモフラージュされている部分が根強く残っているといわれている。それは、民族や人種の違いによる社会的身分や市民権に影響する人種問題や社会的不平等は存在しないという側の主張であろう。
しかしながら調査結果の数字はこれとは正反対ではないか。
それでもなお、国民人口の過半数が文化的背景でどのように差別されているか、肌の色に関連した社会的不平等を証明することは難しいという。
白人対黒人だけでなく、世界のあらゆる国や社会には、それぞれが歴史的に抱える、潜在意識としての人種偏見がある。
世間は「違う者の集まり」という根本構造の問題点を解消するには、違う人種がその国に同化できるか、多文化並立がよいか、どのように統合することができるかという課題に常に向き合わねばならない。そして国や国民が求める「平等・同等」という理念を以ってしても、その溝は永遠に埋まりそうにもない。
【参考文献】
◎『大邸宅と奴隷小屋』ジルベルト・フレイレ著、鈴木茂訳、東京・日本経済新聞社2005年
アジアは、全部、欧米の植民地だったんだぜ、
その軍事力に屈して…
どんだけ、日本人が、兵隊だしたと思ってるの
一言くらい、抗議してくれで良さそうなもんじゃないかい?
まちがった、こっちにコピペするつもりだった
『ブラジルの悩み』
15 歳以上の黒人の識字率が4分の1
2010年に実施された国勢調査(IBGE)によると、自分自身を黒人もしくは混血とするブラジル人の割合が2000年より44・7%から50・7%となった。これは国勢調査始まって以来まったく初めてで、公式な統計結果がブラジル人口全体の過半数を黒人もしくは混血で占めるということを示した。
しかし黒人は、市民権を行使することに関して未だに不利な立場で苦しんでいるのも歴然とした事実である。
同調査では、黒人の大半は国土の北部および北東部に集中し、そのうち15歳以上の年齢層は識字率が非常に低い(24・7%~27・1%)。経済格差としては、最貧困層に分類された70・8%が黒人で、富裕層は最貧困層の42倍以上の所得を得ている。黒人及び混血のブラジル人平均所得は、白人住民や東洋人と比べ2以上も低く、また彼らは、十分な医療サービスを受けることができないという理由で、比較的に若い年齢で死亡している。
以上の国勢調査の結果が何を伝えているか、次に挙げてみよう。
ブラジル社会が歴史においてアフリカ的文化の重要性の認識度や、黒人にルーツを持つことを誇りに思う人の数はここ数年で増加しているのは事実であるという結果が示されているが、次のような回答もある。
それは、97%のブラジル人が、『自分は人種的な偏見を持っていない』と答え、98%の人が『自分は人種偏見を持っている人を知っている』、と答えた。
ブラジル社会ではいまだに人種民主主義の神話によりカモフラージュされている部分が根強く残っているといわれている。それは、民族や人種の違いによる社会的身分や市民権に影響する人種問題や社会的不平等は存在しないという側の主張であろう。
しかしながら調査結果の数字はこれとは正反対ではないか。
それでもなお、国民人口の過半数が文化的背景でどのように差別されているか、肌の色に関連した社会的不平等を証明することは難しいという。
白人対黒人だけでなく、世界のあらゆる国や社会には、それぞれが歴史的に抱える、潜在意識としての人種偏見がある。
世間は「違う者の集まり」という根本構造の問題点を解消するには、違う人種がその国に同化できるか、多文化並立がよいか、どのように統合することができるかという課題に常に向き合わねばならない。そして国や国民が求める「平等・同等」という理念を以ってしても、その溝は永遠に埋まりそうにもない。
【参考文献】
◎『大邸宅と奴隷小屋』ジルベルト・フレイレ著、鈴木茂訳、東京・日本経済新聞社2005年
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